こういう時間

2013/12/31

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年末は実家のミカン収穫の手伝いへ。前日から今年最初の雪が降ったりしたけど、強引に決行。ミカン山に登るとまだちらほら雪景色。たまに晴れたり、また降ったりの繰り返しの中、総勢6名でただただパチパチとミカンを採っていると、いつの間にかぼーっと無心状態になっていて、普段のデスクワークから身も心もすっかり逃避出来るのが良い。親戚や兄弟と世間話したり、焚き火にあたったり、昼間から無礼講でお酒飲んだり(苦笑)、前記事の印刷作業のつづきみたいな、皆でひとつに向かっての作業。フリーで仕事しているとこういう時間はあまり無い。高校生だった頃、東京に就職するか長崎に残るかという選択をひとり抱えこんでいた夏の夜に、畑から見た打ち上げ花火で、「残ろう」と決めたことがあった。あの夜も父親と近所のおじちゃん達とで、トラックの荷台の上でカレー食べつつお酒を飲みながら(僕もビールぐらい飲んでたかな)、花火大会を見物していた。なんだかこういう時間こそ大切なんじゃないか、とか17才なりに感じたのが理由だった訳で。そしてその選択というか直感は今でも間違ってなかったように思う。どうぞ来年も皆様にとって良い年になりますように。